緊急事態

世界の片隅の普通の家庭で一台のルーターが取り替えられた。これがのちに大事件となることに気が付いていた者は誰一人居なかった…
では語ろうか。一人の男にふりかかった災難の物語を…


男は焦っていた。彼のPCがネットワークに繋がらない。
男は焦っていた。仲間がネット上で彼が来るのを今や遅しと待っているからだ。*1


そして男は認識する。今自分のPCはネットに繋がっていない。否、家庭内LANすらも繋がっていないのだと。原因はすぐに明らかになる。男のPCは無線によって父親のルーターに接続されそこから外のネットワークへと出て行くのだが、その肝心の父親のルーターが新しいものに交換されていた為、設定が変わってしまっていたのだ。


男は安堵した。なんだこれくらいのことだったのか、それなら設定しなおせば解決じゃないか・・・
即座にそれを実行する。多少のトラブルはあったものの無事ネットワークは再構築され、外のネットワークにも接続された。
男の災難は無事解決されたかに見えた。しかしこれが始まりだったのだ。


男と彼の仲間たちは毎晩のようにUTというゲームを遊んでいる。お互いネットワーク上のサーバに接続して対戦するというものだ。男はルーターのトラブルも解消し、意気揚々とその日もUTをプレイするつもりでいた。
仲間とともにサーバに入る。そのサーバは彼の仲間の一人が立てているもので、性能にはかなり定評があるものだった。
男はいつも通りプレイしていた。しかし何かが違った。男の操作しているキャラクターがワープするように動いている。これは回線の状況次第ではありえることではあった。しかしこのサーバでは今までそんなことは一度も起こらなかったのだ。
そのような状況にもかかわらず、男は楽観視していた。今まで起こらなかったことが起きた・・・ 確かに異例のことではあるが異常ではない。起こらなかったことが起きたり又、起きていたことが起きなくなる。それが人生ってもんだと男は考えていた。
その後である。突然入っていたサーバが落ちた。これも今までにはなかったことである。同じフレーズを書くことはないので省略するが、男は楽観視していた。サーバを立て直してもう一度プレイを始める。そしてまた落ちた。さすがに2回連続で落ちると言うのは異常である。そして仲間が言った。「あなたが来てからおかしくなったのだ」と・・・


だめだもう飽きちゃったよ
なんというか、普段書きなれない文昇書くといいたいことも伝わらないような気がするので、いつもの感じで行こうと思う。
どういうことかというと、良質この上ないDeath氏の鯖でプレイしてたら落ちましたよと、それがどうやら俺のせいらしいよってことですわ。なんというか泣けてくる話ですよ。
確かにトレースルートしてみると、Niftyの鯖内でぐるぐる回ってておかしいし、一つの鯖に最大1秒くらい留まってたりで、そりゃパケット詰まって鯖落ちるよって話です。
難儀なことにその原因が交換したルーターなのかNiftyの障害なのかが判然としないのだ。ルーターが原因であれば元に戻してしまえば問題は解決する。しかし戻した上に直りませんでしたでは俺の沽券にかかわる。Niftyの障害であればそれこそ収束するまで手出しの仕様が無い。八方塞である。
これからどうすればいいのか・・・ ライフワークともいえるUTをプレイできないと言うのは拷問に近いものがある。最低でも日曜の2onイベントまでには何とかしたいところである。

*1:この男の主観的分析である。当の仲間が実際にどう思っているかは定かではない。